あにから!

「風の会話」の歌詞

少し前までは 青年は風と話した
それが彼らの流儀だった
人と話すより 吹きぬける風をつかまえ
心意気など告げたものだ

何処(いずこ)へと 風が訊ねる
彼方へと 彼は答える

その時 既に 風は
青年を置き去りにしている

先まわりしているから
迷わずにやっておいで
疲れ果ててる頃を見はからい
声をかけてあげるよ

それがささやかな青年の意地の旅でも
風は律儀に話しかけた
人に埋もれて 生きるのが厭に思えて
季節季節に風を待った

何処へと 風が訊ねる
彼方へと 彼は答える

心に響く声で
青年の躊躇(ためらい)をかき消す

許された時間の中
無駄遣いしないように
息を荒らげ きつい目のままで
風を追っておいでよ

何処へと 風が訊ねる
彼方へと 彼は答える

その時 既に 風は
青年を置き去りにしている

先まわりしているから
迷わずにやっておいで
疲れ果ててる頃を見はからい
声をかけてあげるよ