あにから!

パラジクロロベンゼン

評価

アニソン情報

作詞、作曲、編曲、オワタPによる通算53作品目の鏡音レンオリジナル曲であり、2009年9月19日に投稿された曲。



ベンゼン、ニトロベンゼンに続くベンゼンシリーズ進化系の3作品目となっており、後に本曲の続編となる4作品目『アンチクロロベンゼン』も発表され、様々な解釈を得る為に本曲の再生率もまた増加する事に。


歌詞に多々中二病的表現を拗らせたが、今回の曲は前作と違い明確に意味がある。
三重の人氏がKinetic Typographyを駆使したPVを手掛け「厨二っぽく」「テキストで裏解釈を匂わせる」「イメージは黒」で仕上げたそうな。

この曲を初めて聴いた時衝撃がピューッと走った。こんな欝っぽいどこか狂気ちっくな歌詞のベンゼンシリーズになるとは思いもせず。
一時、中二病っぽく病んでた筆者はこの曲と出会い、そしてまんまと洗脳されちゃって今の自分の境遇と同じだとちょっと嬉しく感じながら永遠リピートしていた。
そう、「ボクが正しくてキミは違う」なんて正にピッタリだと…ね。うわー恥ずかしいー!爆ぜろリアル!!

ベンゼン、ニトロベンゼンに続くベンゼンシリーズ3作目の作品。
また、同Pが所属するサークル“善”のアルバム「ベンゼン \(^o^)/」収録曲。

週刊ボーカロイドランキング#103(9月14日~21日)で初登場6位。
また、同ランキング#104,#105にて2週連続1位。

9月23日には投稿5日目にして殿堂入りを達成。

2010年6月27日16時14分に100万再生を達成。これは鏡音レンオリジナル曲としては「悪ノ召使」に続いて2つ目である。

同9月19日続編となる4作目アンチクロロベンゼンが投稿され、その解釈を巡って当曲の再生も増加。週間ボーカロイドランキング#156(9月20日~27日)において8位に返り咲いた。


■楽曲について
今回は少しだけ中二的な曲に仕上がりました。

なんとなくサビのメロディもこうだなぁと決めていた感じです、あえての王道進行で。
その分AメロやBメロは音楽を崩壊させていました。
ガルナの塔より

なお他の楽曲にメロディラインが似ているという指摘があるが、それに関しては

検証したところ、音程や曲調こそ違うものの、2フレーズ程ほぼ同じものがありました。
(中略)
相談したのですが、該当部分以外は全くかぶっていないということ、問題の箇所もまるまる一緒だったというわけではないこと、また曲自体の印象は客観的に見て違うだろうという結論に達し、そのままGoサインを出しま した。
正直なところ、私自身も似ていると思います。てか当時もかなり驚きました。しかし上のような過程があり、また締切との兼ね合いも考慮してこういう形として公開しています。
ガルナの塔より
としている。

■歌詞について
ベンゼンシリーズの前二作は意味のない言葉の羅列を連ねていた(オワタPのブログより)のに対し、この楽曲に関しては、

さぁいざ作詞だという段階で、当初はこれまでとおんなじように意味のない言葉の羅列を連ねる予定だったんですが、とある衝撃的な事象が起こり、様々な因果関係を経て、一気にこの歌詞になってしまった感じですね。
(中略)
今回の歌に意味はばっちり込められています。中二的表現を多々織り交ぜましたが、明確に意味を込めています。

との事。

また、この歌詞の裏解釈について様々な推測が存在するが、独自の解釈に関してオワタPは

この曲の裏解釈は、今朝の記事の通りみなさんにゆだねます。
解答例は10人がいれば10通りは存在するはずです。三重さんのPVもその一解釈にすぎません。
ぜひ、何度も繰り返し流し聞きして、楽しんでいただければなと思います。

その(裏解釈の)ヒントはすべて三重さんが動画の中に散りばめてくれました。**********とかね。若干シャフトを意識して動画を作られたようですが、余力のある方は一瞬だけ表示される文字列を一時停止し ながら読み進めていけば、なんとなくわかるのではないでしょうか。

としている。

■PVについて
Kinetic Typographyを駆使して作られている。PVに関して三重の人は、

オワタP様の、ベンゼンシリーズの第3弾となるわけですが、事前の話し合いの段階で頂いたのは。
「厨二っぽく」・「テキストで裏解釈を匂わせる」・「イメージは黒」

と作成時のイメージを語っている。

ニコニコ大百科より引用

発売日
2009-09-19
最高音域
hiG
最低音域
映像付き(PV)
なし(または未調査)