井上麻里奈(いのうえ まりな)
プロフィール
・来歴
小学校の頃演劇部に所属し、合唱部と掛持ちしていた。中学・高校は学習院中高等科女子部(中高一貫校)に通っていた。大学は学習院大学法学部政治学科。柿原徹也と同じで、一学年違いの先輩・後輩関係にあたる。
2003年、「ソニーミュージックSDグループ声優オーディション」により、2000人の中からグランプリを受賞し、OVA『コゼットの肖像』のヒロイン・コゼット役でデビュー。審査は3次審査まであったが、2次審査の時点で合格が決まっていた。2006年においてXbox 360用RPG『ブルードラゴン』の主人公・シュウ役で初主演を果たした。
2007年10月20日、第20回東京国際映画祭において、主役(野口百南花役)を担当した『KITE LIBERATOR』が上映され、オープニング・レッドカーペットに参加した。2008年1月1日付けで、ボイス&ハートからシグマ・セブンに移籍。2010年10月、Twitterを開始。2011年12月29日で、ブログのコメント欄を閉鎖。
・人物
性格はしっかり者。そのため、新人ながらイベントやラジオの司会を任されることが多かった。本人は2007年は「ドジッ娘」、「手の掛かる女」、2008年は「甘えん坊キャラ」を目指している。2009年には『アニメ星人』のゲストで招かれた際「ほっとけない女」、アニカンでは「妹系」、「前向き」(ほっておけない女)などと答えていた。
また、前述の通りドジッ娘キャラを目指していたが、スタジオ入り時間を2時間早く来てしまう、携帯電話を落とす、紙で鼻の頭を切るなどの、素でドジッ娘な一面もある。
デビュー前はコスプレイヤーとして同人誌即売会やコスプレイベントにも参加。その経緯もあり、雑誌『ゴシック&ロリータバイブル』の読者モデルもしていた。
「大の機械音痴」を自称しており、商品同封の取扱説明書を読むことも苦手だという。2つ年上で、同じ誕生日の兄がいる。
ペットは猫の「ちくたん」。最初にあげたのが竹輪だったため、「チクワ」という名前だったが、幼少時の兄の愛称にちなんで「ちくたん」になった。
母親が関西地方出身ということもあって、ラジオなどで時折関西弁で喋ったり、『KITE LIBERATOR』(野口百南花役)や、OAD『魔法先生ネギま! 〜白き翼 ALA ALBA〜』(犬上小太郎役)などのように関西弁を喋るキャラクターを演じたこともある。
元々母親は名前を「まりあ」と名づけたかったが、キリスト教色が強くなりすぎてよくないとの家族全員の猛反対により、「ちょっとずらす」という妥協案で「まりな」になった。「麻里奈」はあて字。
名字の「井上」は芸名である。(下の名前は前述の通り本名)デビュー当時のマネージャーが「姓名判断で良かったから」という理由で命名した。
料理はあまりしないそうだが、下田麻美の誕生日、そして自分の誕生日も兼ねて下田の家に行き、手作りのカレーを作った(ただし、材料を切ったのは下田)。
・声優
声優を目指した理由は、高校時代演劇をしていて、いつも男役をしていたが、大学に入り共学になると男役が回ってこなくなり、それでも男役がやりたくて悩んだ結果、男役を出来る仕事は声優であると考えたため。女性では様々なキャラクターの声を担当しているが、時には少年役を演じることもある。『けんぷファー』の瀬能ナツルでは男と女の声という二種類の声色を使い分けた。悪役についても挑戦したかったと語っており、『天装戦隊ゴセイジャー』のエージェントのメタルA役で願いが叶っている。『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも同役で出演した。
2007年、ラジオ『ノン子とのび太のアニメスクランブル』内にてアニメグランプリ2007最優秀女性声優賞を受賞、おなじくアニカン大賞・新人賞でも1位を獲得するなど実力を評価されている。
テレビアニメ『月面兎兵器ミーナ』では、主人公・佃美奈役を担当しているが、新人アナウンサーの役なのに滑舌が良過ぎてNGになった事がある。
久米田康治原作の『さよなら絶望先生』シリーズ(木津千里役)と、その久米田の元アシスタント・畑健二郎原作の『ハヤテのごとく!』(橘ワタル役など)の両方でレギュラー出演している(これは松来未祐も同様)関係からか、久米田からは『ハヤテ』および畑サイドに対する諜報員的(コードネーム『きっちり』)な扱いを受けている。
・イラスト
イラストが上手で、『月面兎兵器ミーナ』では全13話全てのサブタイトルも担当している。『ハヤテのごとく!』(第35話 - 第38話)の「ワタルとサキの執事通信」ではワタルとサキのイラストを手掛け、『ゼーガペイン』の第22話エンディングロールにおいて、主要キャラクターの大小イラストおよび自身が演じるミナト視点の各キャラクターに対するコメントが使用された。井上は下絵を担当し、色塗りは横田耕三が施している。
『天元突破グレンラガン』DVD第1巻の特典ではGAINAXを訪問し、初の動画作成に挑戦。完成した動画は副監督の大塚雅彦が驚くほどだった。『さよなら絶望先生』での「絶望先生えかきうた」で、えかきうたの歌に合わない見事な主人公・糸色望を描いた。『みなみけのみなきけ』では、パーソナリティの佐藤利奈、茅原実里とともに3人で交換漫画をやっており、最初に書くがあまりのクオリティの高さに残りの2人から文句を言われたことがある。『戦場のヴァルキュリア』では、打ち上げの際にキャラクターデザインの渡辺敦子が記念の寄せ書きを集めたところ、井上が下書き無しで描いたアリシア・メルキオットが一番上手いと評されるほどだった。
・その他
『神戸前向女学院。』第76回放送(2009年9月11日放送)で『ラブプラス』にハマり、姉ヶ崎寧々を彼女にしたと公言した。その後の放送でもラブプラスを熱く語ったほか、『CONTINUE』のラブプラス特集のインタビューも受けている。
Webラジオ『関東図書基地 広報課 女子寮』第7回において、「付き合うなら全て結婚前提、未来のないお付き合いなんてありえない」と告白して、パートナーMCの沢城みゆきやラジオスタッフを驚かせた。また、『進ぬ!狂乱家族計画』第13回において「中高は女子高で恋愛に興味もなく出会いもなかった」と語った。
ラジオやTwitterでAKB48、特に渡辺麻友について触れる機会が多い。ソロ写真集も購入し、雑誌のお気に入りのコスプレショットについてTwitterで言及している。
- キャラクター
- リオ(りお)
- 良田胡蝶(よしだ こちょう)
- 夜刀神十香(やとがみ とおか)
- 吉備津百香(きびつ ももか)
- 霧生つかさ(きりゅう つかさ)
- キュアマーチ(きゅあ まーち)
- 南夏奈(みなみ かな)
- ラウラ・ボーデヴィッヒ(らうら ぼーでヴぃっひ)
- 月海(つきうみ)
- レベッカ(れべっか)
- ノリカ(のりか)
- 茉莉花(まつりか)
- 三日月夜空(みかづき よぞら)
- 木津千里(きっちり)
- マダラ(まだら)
- 瀬能ナツル(せのう なつる)
- 性別
- 女性
- 生年月日
- 1985-01-20
- 血液型
- AB型
- 公式サイト
- http://yaplog.jp/marinavi/