MUCC(むっく)
プロフィール
日本のロックバンド。 所属事務所はマーヴェリック、所属レコード会社はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ。
結成当初はcali≠gariの主宰するレーベル「密室ノイローゼ」に所属しており、所謂「密室系」と呼ばれるジャンルに属していた。2002年にはデンジャークルー・レコード内に立ち上げた自主レーベル「朱」に移籍。 2003年にユニバーサルミュージックに移籍しメジャーデビュー。
主な音楽性としては、昭和の歌謡曲をイメージしたメロディに、社会風刺や「死」「絶望」をテーマとした赤裸々で陰鬱な歌詞を載せたものが多い。7弦ギター、5弦ベースを中心としたヘヴィなサウンドが特徴。
2005年に発売されたアルバム『鵬翼』からはシンセサイザーも取り入れ、ポップな曲やバラードも増え、シングル「ファズ」以降はエレクトロニカを取り入れるなど、非常に多彩な音楽性を展開する。近年はアルバムごとに音楽性の主軸を変化させることが多い。
また楽曲のイメージに合わせてメイクをしたりスッピンだったりと衣装なども含め色々と見た目が変貌する。
作詞は基本的に逹瑯、ミヤの二人が担当しているが、2006年に発表されたシングル「ホリゾント」のc/w「心色(ココイロ)」でYUKKEが、アルバム『極彩』収録の「キンセンカ」ではSATOちが初の作詞を担当した。作曲はミヤを中心に(ミヤ、SATOち、YUKKE、逹瑯の順に高い頻度で)メンバー全員が行っており、メンバー内での共作も見られる。
楽曲のプロデュースは、一部アルバム収録曲を除き岡野ハジメやL'Arc〜en〜Cielのken等、外部からプロデューサーを迎えていたが、近年はセルフプロデュースの割合が増えている。
様々なジャンルのアーティストとの共演や海外アーティストの来日公演のオープニング・アクトを務めており、中でもGuns N' Rosesは2007年に続き2009年にも務めた。 2005年以降は海外のメタル系フェスティバルへの出演、単独ツアーなども行っている。 2010年のROCKS TOKYOへの出演をきっかけに国内のロックフェスティバルへの出演も増えている。 また、インディーズ時代から対バン形式のイベント「えん」を2010年9月現在までに6度主催している。
2010年9月現在、海外ではヨーロッパ(イギリス・スイス・スウェーデン・スペイン・デンマーク・ドイツ・フィンランド・フランス)・アメリカ・中国・ロシア・南米(チリ・メキシコ)の計13か国で単独公演を行っている。
6月9日は「ムックの日」とされており、ほぼ毎年何らかのイベントを行っている。
ファンのことは夢烏(ムッカー)と呼ばれる。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/
- 出生地
- 日本・茨城県
- 公式サイト
- http://www.55-69.com/