天童よしみ(てんどう よしみ)
プロフィール
日本の女性演歌歌手である。
出生地は和歌山県田辺市芳養町だが、公式プロフィールの出身地が大阪府八尾市なのは4歳で当地に引っ越ししたためで、現在も在住。父は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町出身。母方の祖母が福島県南会津郡只見町出身。
八尾市立龍華小学校、八尾市立龍華中学校卒業。
歌好きの父親の影響もあり、7歳で初めてのど自慢番組に出演。初のテレビ出演は毎日放送「素人名人会」で「可愛いベイビー」を歌い名人賞を受賞。その後も数多くののど自慢大会に出場し、ほとんどの大会で優勝する。
フジテレビ系「日清ちびっこのどじまん」への出演を機に番組プロデューサーから日本コロムビアへの紹介があり、フジテレビ系アニメ「いなかっぺ大将」の主題歌である「大ちゃん数え唄/いなかっぺ大将」を録音。1970年9月10日に吉田よしみ名義でシングル発売。
1972年、讀賣テレビ「全日本歌謡選手権」で10週連続勝ち抜き、7代目グランドチャンピオンに輝く。レギュラー審査員のルポライター竹中労が作詞した『風が吹く』で、天童よしみとしてキャニオンレコードからプロデビュー。命名も竹中であった。
しかし、その後、10年に亘る長い低迷を経験、一旦は引退も決意するが、両親の説得で思いとどまる。その後、1985年12月にテイチクレコード移籍第一弾シングル『道頓堀人情』を発売するにあたり、北は北海道から南は福岡県まで1ヶ月で300件もの営業をこなし、有線からじわじわと人気が出、結果ヒット作となった。
以降、1993年紅白歌合戦初出場、1996年に発売した『珍島物語』はロングヒットで130万枚を超える売上を記録。自身初のミリオンセラーとなり、天性のキャラクターと相まって不動の人気を誇っている。
1998年には、同年に流行した新型インフルエンザまん延を食い止めるべく、魔除けのキーホルダー「よしみちゃん人形」を1000人に無料配布して若い世代の人気を呼び、話題となった。2000年11月には、演歌の女神として、たちばな出版の魔除けヌードルキャンペーンに起用された 。
2001年には、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に本人役でテレビアニメのアフレコに挑戦した。
2004年にディズニー映画ブラザー・ベア劇中歌「グレイト・スピリット」の日本語バージョンを録音。日本盤サウンドトラックに収録された。
2006年8月29日、紅頭巾(くれないずきん)名義でシングル『紅頭巾参上』を発売。新歌舞伎座の特別公演「天童よしみの痛快!紅頭巾~明日への道標~」の挿入歌である。
上沼恵美子とは子供時代、数々ののど自慢に出ていた頃ライバルであった。出たのど自慢では常に天童が優勝で、上沼が準優勝だったと言う。
おおい大輔は付き人。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2014-08-10 00:00:00 UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/
- 別名義
- 吉田よしみ(よしだ よしみ)
- 本名
- 吉田芳美
- 性別
- 女性
- 出生地
- 和歌山県田辺市
- 生年月日
- 1954-09-26
- 血液型
- B型
- 公式サイト
- http://www.yoshimi-tendo.com/