あにから!

仮面ライダーディケイド(かめん らいだー でぃけいど)

作品情報

2009年(平成21年)1月25日から同年8月30日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に放映された特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。ハイビジョン制作(アナログ放送ではレターボックス放送)。
「平成仮面ライダーシリーズ」第10作。キャッチコピーは「全てを破壊し、全てを繋げ!」「平成ライダー? 10年早ぇよ!」
本作品は最終話は未完に終わり、後に後日譚として『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』が公開された。

平成仮面ライダーシリーズ第10作にして、平成仮面ライダー10周年記念・テレビ朝日開局50周年記念作品。それを受け、OPのタイトル表記時には、「平成仮面ライダー10th SINCE2000」のロゴマークが表示される。このマークは平成仮面ライダー10周年を迎えた2009年に展開される本作品・関連商品・放送開始前の2008年に稼働開始したデータカードダス『仮面ライダーバトル ガンバライド』などで使用されている。略称は、「ディケイド」や「DCD」など。後者はタイトルロゴ・劇場版の劇中で使用されている。
本作品は2000年に放送された『仮面ライダークウガ』から始まった「平成仮面ライダーシリーズ」の10作目にあたり、それを記念し企画された「平成仮面ライダー10周年プロジェクト」の一環で製作され、「10年に1度のお祭り」というコンセプトの下で平成ライダーシリーズに登場する歴代の仮面ライダーが総登場するクロスオーバー作品である。さらに番組後半では同時期放送の「スーパー戦隊シリーズ」の『侍戦隊シンケンジャー』や昭和の仮面ライダー作品ともクロスオーバーを展開した。東映ヒーローとしては、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズが共演するテレビ作品は、本作品が初となる。
主役の仮面ライダーディケイドは本来の姿に加え、『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダーキバ』までの主役ライダー9人にも変身可能。主役以外のライダー達も様々な場面で登場する。また、ゲストに原典の俳優を起用したり、原典の特撮演出やBGMを再現するといった演出が行われている。一方で各世界は「リ・イマジネーション(再創造)」と呼ばれる構想の下、原典とは設定が変更されている。
『仮面ライダー (スカイライダー)』以降のTVシリーズは基本的に1年間の放送体制となっているが、本作品以降の作品のストーリーや関連商品のピーク時期を、同じスーパーヒーロータイム枠のスーパー戦隊シリーズ(毎年2月開始)とずらすことを目的とした特殊な形態で放送されたため、本作品は全31話という1年に満たない放送期間で終了した。シリーズの中では『仮面ライダーアマゾン』(全24話)に次いで2番目に放送話が少ない作品となっている。

『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
 UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/

原作
石ノ森章太郎
監督
田﨑竜太 他
製作
テレビ朝日
放送期間
2009年1月25日 - 8月30日
話数
31

仮面ライダーディケイドの楽曲