一休さん（いっきゅうさん）

作品情報

もはや説明不要ともいえるほど絶大な知名度を誇るアニメ、一休さん。
オープニングで、「いっきゅーさーん」「はーい！」のやり取りは、当時の子供たちにとってわくわくの始まりでもありました。ちなみに放映期間は1975年から1982年までと非常に長く、放送が終了した後も何度か再放送が繰り返されるなど、非常にロングヒットを記録しているアニメと言えるでしょう。ちなみに筆者は最終回を見逃してしまい絶望したことを、当時まだ6歳くらいでしたがいまだに鮮明に覚えています。

本作の主人公は、言わずもがな日本史の教科書にも名前が載る「一休和尚」。その幼少期の物語となっています。
お寺で坊主として生活している一休さんが、様々な無理難題や悪戯を自慢のとんちで解決したり、成功に導いたりするというもので、視聴している子供たちは、これから一休さんがどうやってこの場を切り抜けるのだろうかと、わくわくしたものです。ちなみに一休さんのエピソードで有名なのは、屏風の虎を捕えるにはどうしたらいいのか、というものと、「このはしを渡るべからず」のものでしょうか。このほかにも様々なとんちが目白押しなので、見どころは満載です。ちょっとした話のタネになりそうなものもあるので、見ておくと少し賢い気分に浸れるかもしれませんよ。

なお、本作のオープニングテーマはとにかくかわいらしい音楽と歌詞になっており、子供が歌っているととてもキュート。お父さんとお母さんと一緒にカラオケや自宅でのりのりで歌っている子供の姿を見ると、自分も大人になったものだなあと感じつつ、幼いころの純粋な気持ちが蘇ってくるかもしれませんよ。