あにから!

魔法の天使クリィミーマミ(まほうの てんし くりぃみーまみ)

作品情報

魔法少女+アイドル歌手という今では良く使われるシチュエーションの物語展開のエポックメイキング的な作品で、同放送枠のシリーズとして、以降、「魔法の妖精ペルシャ」「魔法のスターマジカルエミ」「魔法のアイドルパステルユーミ」そして10年ほど空いて「魔法のステージファンシーララ」と名作を生んで行く事になりました。
スタジオぴえろ魔法少女シリーズとも言われています。
このシリーズの特徴としては、ほぼヒロイン声優がアイドル系の芸能人で、主題歌を歌唱する(ペルシャを除く)
何故かヒロインが憧れる男子の声優は全て水島裕が担当(ファンシーララを除く)
と様式美があります。
僕的にはマミの色気のあるデザイン(アイシャドー+ぷっくり唇)が少し好きでは無かったのですが、変身前の優は好きでした。
マミで声優を務めた太田貴子は当時の活動の比重がアイドルだったので、以降、目立ったアニメ声優作品は有りません。
※シリーズの他のヒロインの声の人も同様ですが
ただ、最近でもアニメ楽曲系の特番で出演してマミ関連楽曲を歌う姿を見せてくれるのが嬉しい所です。
そして、楽曲。
OP曲「デリケートに好きして」前期ED曲「パジャマのままで」後期ED曲「LOVEさりげなく」いずれも良い曲です。
それから、アイドルモノなので挿入歌も充実しています。
特に「BIN・KANルージュ」は評価が高く、中川翔子や声優の岩男潤子にもカバーされています。
僕的にも好きな曲です。
マミ関連の楽曲で一番好きなのがOVA「魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ」のOP曲「ハートのSEASON」ですね。
太田貴子の少し低めの声はかわいい系よりカッコイイ系がマッチすると思うので、「LOVEさりげなく」とこの「ハートのSEASON」が好きなんです。
このマミ系の曲や他の作品の主題歌なんかが収録されたお得なCD「アニメージュ 魔法少女コレクション」は未だ入手可能なようです。
(一番好きだったマジカルエミの「不思議色ハピネス」「南国人魚姫」が聞けるのが感動なのです)
懐かしい!と思ったらこのCDで再び聞いてみるのもいかがでしょう?
原作
伊藤和典
監督
小林治
アニメーション制作
スタジオぴえろ
放送期間
1983年7月1日 - 1984年6月29日
話数
52

魔法の天使クリィミーマミの楽曲