おジャ魔女どれみ♯(しゃーぷっ)(おじゃまじょ どれみ しゃーぷ)
作品情報
愛情をテーマにした作品。 2000年2月6日から2001年1月28日にかけて全49話(4クール)が放送され、2000年7月8日に劇場版1作品が公開された。次回予告の決めゼリフは「ドキドキ! ワクワク! クルクルまーわれ!」。オープニングの変更は第24話から、アイキャッチの変更は第3話と第8話のマイナーチェンジの後第29話から行われた。第1話のみ次回予告BGMが「おジャ魔女はココにいる」のカラオケバージョンだった。2002年度の東京アニメアワード優秀作品賞を受賞している。なお第45話は番外編。
魔女はバラの木から生まれるのだが、100年に一度、とてつもない魔力をもった魔女の赤ちゃんを産むという「ウィッチー・クイーン・ローズ」の開花が間近に迫っていた。どれみたちが小学3年生の終業式の日、何も言わずにどれみたちの妖精などと一緒に魔女界の「魔女ガエルの村」に旅立っていったマジョリカに忘れ物を届けに行く途中、そのウィッチー・クイーン・ローズから魔女の赤ちゃんが生まれるところに居合わせたことから、1年間その赤ちゃんのママとなることを義務づけられてしまう。ただし、作中では女王様による隠れた意図として、どれみたちに最初から赤ちゃんを育てさせようとしていたのではないか、と感じさせる描写が描かれていた。第4期第50話では、女王様によってこれが事実であったことが明かされている。
小学4年生に進級したどれみたちは、新たに仲間となった瀬川おんぷとともに再び魔女見習いに戻って、その魔女の赤ちゃん・ハナちゃんを1年間育てることになる。無事に育てることができたならば、以前没収した水晶玉を返すことを女王様は約束した。どれみたちはなるべく魔法を使わずに、自分たちの力でハナちゃんを育てようと決心するが、慣れない子育てに戸惑うばかり。また落第すれば親権を剥奪されてしまうという魔女界の医者マジョハートによる検診を乗り越えながら、次第に一人前の母親として成長していく。
中盤からはハナちゃんを誘拐して魔女界から領土を取り返そうとする魔法使いたちが登場する。ハナちゃんを守るために新たな力を授かったどれみたちは、ハナちゃんを無事1年間育て上げるとともに魔法使い界と魔女界の戦争も回避させ、再び魔女になれることとなった。
しかしハナちゃんの魔力、そして、どれみたちとハナちゃんによって人間界と魔女界が再びつながりを持つことを恐れる先々代の女王様がハナちゃんに呪いをかけてしまった。その呪いからハナちゃんを救うため、どれみたち4人は呪いの森に入り、魔女としての力を使い切って千年の眠りにつくのと引き換えにハナちゃんの命を助ける。どれみたちの優しさと犠牲的精神に心を乱された先々代の女王様は姿をくらます。そして、ママたちを慕うハナちゃんの必死の叫びが呪いを打ち破り、どれみ達は目覚める。
先々代の女王様など、後のシリーズの世界を広げる要素が次々と登場した。また、MAHO堂が花屋になったことから、作中に花言葉が多数登場した。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/
- 原作
- 東堂いづみ
- 製作
- ABC、ASATSU-DK→ADK
東映アニメーション - アニメーション制作
- 東映アニメーション
- 放送期間
- 第1期:1999年2月7日 - 2000年1月30日
第2期:2000年2月6日 - 2001年1月28日
第3期:2001年2月4日 - 2002年1月27日
第4期:2002年2月3日 - 2003年1月26日 - 話数
- 第1期:全51話 / 第2期:全49話
第3期:全50話 / 第4期:全51話