あにから!

機動戦士ガンダム0083(きどうせんしガンダム ダブルオーエイティースリー スターダストメモリー)

作品情報

「機動戦士ガンダム」
ある一定の年代以上のアニメファンにはとてつもないインパクトを与えた作品です。
TVアニメ「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ZZガンダム」劇場アニメ「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」へと続く、正統系のガンダムワールドのミッシングリンクを繋ぐ非常に重要な作品が、13話のOVAシリーズ「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」なのです。
Zガンダムでのモビルスーツは超兵器化し、キャラクターの会話や、劇中の組織や展開に違和感を覚え、一部のガンダム原理主義者(初代ガンダムの設定のみを正統な歴史とみなす)には不評でした。
※かく言う僕もその一人だったり(汗)
しかし、この0083公開によって、状況は一変しました。
何故Zガンダムでは、同じ連邦軍なのにティターンズとエウーゴに分かれて内戦を戦っているのか?アクシズという組織は何なのか?モビルスーツ開発に深く関わるアナハイムエレクトロニクス社とは?など、このOVAを全て見れば、それなりに納得できます。
そして、この作品では兵器としてのモビルスーツと、軍隊としての連邦軍とジオン軍残党という面が余すところ無く描かれ、背景・設定や描写も初代からZに至る、ガンダムワールドが持つ特性(ニュータイプ関連以外)を矛盾無く描き、更に拡張したのでした。
Iフィールドという装置でビームを跳ね返す究極の兵器運搬機ガンダム「ガンダム試作3号機デンドロビウム」とか、これまたIフィールド装備で、ジオンの理想を体現する大型モビルアーマー「ノイエ・ジール」とかとか、初代で登場した連邦軍の大規模破壊兵器ソーラーシステム(Ⅱだけど)とか、Zガンダムに登場する大型工作艦ラビアンローズとか、ガンダム設定マニアなら大喜びです。
しっかりミッシングリンクを繋ぐ、という、使命を意識した作品作りになっています。
この作品のおかげで、Zガンダムも悪くないな、と、思うようになりましたよ(あ?上から目線??)
楽曲面では、前期OP「THE WINNER」後期OP「MEN OF DESTINY」を歌うのは松原みき。
一般曲「真夜中のドア」で有名な歌手です。
僕的にはCMソングだった「ニートな午後3時」が好きで、大阪でレギュラーだったラジオも良く聞いてました。
もうお亡くなりになってしまいましたが、残念です。
前期ED曲は「MAGIC」なんだか外人さんが歌うムーディな曲でした。
後期ED曲はMIOが歌う「Evergreen」
こっちのほうが印象に残ってます。
とにかく、この0083は、富野ガンダムで溜まったニュータイプストーリーへのフラストレーションを放出する一助を担い、ガンダムというタイトルのリアルストーリー面を丁寧に示した作品といえるでしょう。
そして、これが、最新作「ガンダムU.C」にも受け継がれているのだと思います。

ガンダムシリーズのOVA。1990年制作、1991年から1992年にかけて全13話が公開・発売された。略称は「0083」。また、1992年に本作を再編集した劇場版『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』(- ジオンのざんこう、LAST BLITZ OF ZION)も制作された。

■物語
一年戦争が終結して3年、地球連邦軍再建計画に基づきガンダム開発計画が提唱され、その試作機であるガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機が性能テストのためにオーストラリアのトリントン基地に搬入される。しかし、ジオン軍の残党がこの情報をつかんでおり、核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪せんと基地を襲撃する。

かつて「ソロモンの悪夢」と呼ばれたジオン軍エースパイロット、アナベル・ガトーがガンダム試作2号機を強奪。だが、脱出を図る2号機の前に、連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキが乗り込んだガンダム試作1号機が立ちはだかる。しかし、ガンダム2号機は追撃を振り切り朝靄の彼方に消え去り、コウを含むテストパイロット達は、ガンダムを搬入した、ペガサス級強襲揚陸艦「アルビオン」とともに、その追撃任務に就く。

戦いの舞台は宇宙に移り、コンペイ島(旧ソロモン)宙域で地球連邦軍艦隊による観艦式が行われる。その艦列を、核弾頭を装備したガンダム試作2号機が襲撃、放たれた核の閃光に艦隊の半数が飲み込まれていく。だが、ガトーら「デラーズ・フリート」の真の狙いは別のところにあった。混乱の最中、「星の屑」はその正体を現す。

■作品解説

『0080』の商業的成功を受けて製作された『機動戦士ガンダム』の外伝的OVAの一つ。作品タイトルの「0083」とは宇宙世紀0083年のことであり、『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀0079年と『機動戦士Ζガンダム』(当時すでに放映済)の宇宙世紀0087年の間に存在した出来事として描かれ、両作品間の空白を埋める設定となっている。OVAリリースの途中で再編集による劇場版の製作が決定。これを受けてシリーズ後半では、大画面に耐え得る素材を作るため、映像のクオリティが更に上げられた。

ビデオ・LD・DVDを合わせた全巻累計出荷は105万本に達している。さらにガンダム史上最も多くオリコン1位を獲得した作品である。またガンダム史上唯一、オリコンのビデオ、LD、DVDのそれぞれのチャートで1位を取った作品でもある。

『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2013-11-14 00:00:00 UTC
URL: http://ja.wikipedia.org/

監督
加瀬充子(第1話 - 第7話)
今西隆志(第2話 - 第13話)
製作
サンライズ、バンダイ
アニメーション制作
サンライズ
話数
13

機動戦士ガンダム0083の楽曲