あにから!

iroha(いろは)

プロデューサー情報



初音ミクの楽曲「炉心融解」を作ったP。

主に初音ミクを利用した動画が中心であるが、初音ミクを用いないミニマル系楽曲も公開している。鏡音リン・レンも購入してみたが、ACT1のじゃじゃ馬ぶりに一度挫折したらしい。

投稿当初の作者名は『iroha』だけだったが、アイマス動画作者に『いろはP』という名称の方が既に存在していたため、後日『iroha(sasaki)』に自ら変更している。


2007年9月25日デビュー(実質的には9月27日にデビューとされる)。
代表作『moon(FullVer.)』のプロトタイプ(ShortVer.)が最初の作品だった。
ただ、9月25日に投稿された初版はエンコードの知識不足による画質・音質の劣化によりリスナーの反応が思わしくなく、9月27日に改めてアップロードした事をmixiのmoonコミュニティで語っている。
※初版は既に削除されていて、iroha氏の手元にもデータは残っていないらしい。

2007年10月29日に公開された『moon(Fullver.)』は、初期に多くみられたのアニメ主題歌のカバーや初音ミク視点のオリジナル作品とは一線を画する作品だった。
当初はミクの滑らでキュートな発音と神秘的なテクノポップに魅了されたリスナーが集まったものの、早い段階でmp3が公開されていた事もあり再生数は伸び悩んでいた。のちに、歌詞職人により歌詞の世界観がクローズアップされ、共感を得たリスナーによりじわじわと再生数を伸ばしていく事になる。
50000回再生記念で公開されたRPG風PV(初音ミクオリジナル 「moon」をゲーム風にしてみた)や、nagimiso氏の4コマ漫画『みくよん』(moonを応援するために執筆を始めたらしい)、ゆうゆPや林檎Pのリミックスなど数々の派生が生まれ、半年以上の月日を経てVOCALOID殿堂入りを果たした。

まだ作曲者同士や絵師とのコラボレーションが一般的では無かった時代に、デビュー作品でこれほど多くの派生作品が存在する作曲者も珍しいといえる。



彩花より10ヶ月の充電期間をおいて2008年12月20日ついに発表された新曲『炉心融解』は、購入当初即挫折した鏡音リン(ACT1)を使用し疾走感のある歌声と心の闇を語るような歌詞に多くのリスナーが魅了された。PVにはみくよんでお馴染みのnagimiso氏が担当。ロゴデザインには三輪士郎氏、幼少リンの服デザインに裏花火氏が参加するなど、豪華な布陣となった。

12月20日はDEBUTANTE3収録楽曲の投稿解禁によりOSTER project、デッドボールP、cosMo@暴走Pの新曲と重なったためか一種の祭り状態となり、マイリスト数は投稿から9時間ほどで10,000件を超え、2008年最後のスマッシュヒットとなった。Youtubeにも高解像度で転載されるなど、海外ファンからも好評を得ているようである。

しかしながら、投稿後に『核融合炉は炉心融解しない』という矛盾を突いたコメントやiroha氏のキャパを超えるほどの急激な再生数・注目度に加え、動画製作布陣の豪華さなど、謙虚で有名なiroha氏は胃痛に悩まされる日々が続いているらしい。

2009年はゆうゆP主催の同人CDへの楽曲提供や歌い手とのコラボレーションなど、VOCALOID曲以外の活動が活発化している。
また、ニコニコ動画等にアップロードはされていないが、VOCALOIDのオリジナル曲も実は存在する。
曲名は「Shirley!!」。自身としては2曲目の鏡音リンを用いたオリジナル曲である。
けしスタジオがコミケやボーカロイドマスターなどの同人即売会で頒布しているDEBUTANTE4の1曲目
に収録されている。
けしスタジオのDEBUTANTE4詳細サイトで試聴可能。
現在は、とらのあなの通販サイトでも購入出来る。

2011年にはコナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」に氏のリミックスである「Broken 8cmix」(原曲はREFLEC BEAT収録のボス曲)がロケテストで公開され、2012年の正式稼働にて収録された。稼働初期から選曲ランキング上位に入る人気を得ている。

ニコニコ大百科より引用

irohaの楽曲