ももいろクローバーZ(ももいろ くろーばー ぜっと)
プロフィール
スターダストプロモーション所属の女性アイドルグループ。愛称はももクロ、ももクロちゃん。
「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込め、ももいろクローバーとして2008年5月17日に結成。2011年4月10日にサブリーダー・早見あかりの脱退に直面し、その翌日から心機一転、ももいろクローバーZとなって再出発した。Zの文字を宙に書いて指を突き出すポーズを常用する。
メンバーは学生がメインのため、週末ヒロインと称して土日を中心に活動する。「いま、会えるアイドル」のキャッチフレーズのもと、ファンとの距離感の近さを重視しライブアイドルとしての活動を行ってきた。数人の客を相手にしての路上ライブに始まり、CDの手売り、車中泊をしながらの全国ツアー(家電量販店での無料公演)などの下積みを経ており、大手事務所所属ながらメジャーデビューまでに約2年を費やした。今でもライブでは、ファンへの感謝を深く長いお辞儀で表すシーンが度々見受けられる。
ひたむきで気迫に満ちたライブパフォーマンスが特徴。数々の試練にも笑顔で、そして全力で立ち向かう姿勢が評価されている。そのスタンスと呼応するように、詞は純粋な夢や情熱を感じさせるものが多い。激しいダンスと相まって歌声が安定しない面もあるが、口パクに頼らず「生歌」でライブを行う。また、様々なロックフェスに出演しており氣志團などと対バンをしたこともある。プロレス・格闘技を意識したパフォーマンスやパロディが見受けられ、過去には武藤敬司や角田信朗がステージに登場した。他にも南こうせつや加藤茶といった昭和を代表する人物を招くことがあり、松崎しげるは6回にも渡ってゲスト出演している。
2012年には、アルバム『バトル アンド ロマンス』がCDショップ大賞を受賞(全国の店員が年一度投票、全発売CDから選出)、アイドルとしては初の快挙となった。
2008年の結成後、路上ライブを行っていた代々木公園はNHKホールに隣接していたため、紅白歌合戦への出場という夢を抱くこととなる。2010年のメジャーデビュー発表会見では、紅白とともに日本武道館でのライブ開催を目標として宣言。嵐のDVD作品などに触発され、デパートの屋上でライブを行った際には国立競技場をイメージしたステージ・花道を設営するなど、大きな舞台に立つことを夢見てきた。その後、2011年にさいたまスーパーアリーナでの公演を行い、規模の面で武道館の目標をクリア。2012年には男性・女性限定の各単独ライブを武道館で実現し、大みそかには念願の紅白歌合戦出場を果たす。明けて2013年元日には、年間1〜2組だけが許される国立競技場でのライブ開催を正式に次の目標として発表した。
『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2013-11-04 00:00:00 UTC
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