アイアンキング（あいあん きんぐ）

宣弘社が製作し、1972年（昭和47年）10月8日から1973年（昭和48年）4月8日にわたってTBS系で毎週日曜日19：00 - 19：30に全26話が放送された、特撮テレビ番組。
かつて大和朝廷に滅ぼされた少数民族の末裔・不知火一族が、日本の現体制を転覆させるべく巨大ロボットを操って破壊活動を開始した。この危機に際し国家警備機構は、腕利きではあるが当局の上部の意向に逆らいがちなエージェントである静弦太郎（しずか げんたろう）と、そして彼のサポート役として霧島五郎（きりしま ごろう）を不知火一族の討伐へと向かわせた。

実は五郎の正体は、国家警備機構の津島博士が極秘裏に開発した、水を動力源に活動するサイボーグで、その正体は巨大戦士・アイアンキング。弦太郎が危機に瀕した時には変身して助太刀する。だが弦太郎は、ドジでマヌケで暇さえあれば水をガブガブ飲んでいる五郎がアイアンキングであることを知る由もなく、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら戦いの旅を続ける。

激闘の末に不知火一族を倒した二人は、さらに怪獣型ロボットを操るテロ組織・独立幻野党や宇虫人（昆虫型宇宙人）タイタニアンとの戦いへと身を投じてゆく。

監督

田村正蔵、外山徹、福原博、枝川弘、湯浅憲明

放送期間

1972年10月8日 - 1973年4月8日

話数

26