あにから!

子門真人(しもん まさと)

プロフィール

子門真人
日本の歌手。東京都目黒区出身。血液型A型。玉川大学文学部英米文学科卒業。

本名は藤川 正治(ふじかわ まさはる)。代表曲「およげ!たいやきくん」をはじめ、子供番組・アニメ番組で多くのヒット曲を持つ。

歌手になる前は広告代理店に勤務していた。

1966年、「藤 浩一」の芸名で歌謡曲の歌手としてデビュー。シングル5枚を出すが、ヒットに恵まれずに1年半後に引退する。1968年にフジ音楽出版に入社。

その後も音楽活動自体は継続して行い、GSグループへの楽曲提供を行ったり、アルバイトとしてCMソングを歌っていた。そして1971年に一曲2万5000円のアルバイトで『仮面ライダー』の主題歌「レッツゴー!! ライダーキック」(朝日ソノラマ制作、ミリカ音楽出版)を歌った。だが、その後主演の藤岡弘によって再録音され、実際の番組にはこのテイクが使われる。レコードでも当初藤岡版がリリースされ、のちに藤浩一版が発売された。その際、日本コロムビアは同一品番で藤浩一に差し替えている。以降、仮面ライダーのソングアルバム制作にあたり「レッツゴー!! ライダーキック」原盤は日本コロムビアに移管。新曲をコロムビアが制作し、アルバムとしてリリースした。その為、シングル2曲は「藤浩一」名義、新曲分は子門真人名義で記載されている。「レッツゴー!! ライダーキック」のEP盤は朝日ソノラマと日本コロムビアの競作となり、番組の爆発的な人気とともに130万枚(資料によっては90万枚)を超える大ヒットとなった。これを皮切りに子門は幾多ものアニメソング・特撮ソングを歌い上げることになる。

1972年に円谷音楽出版に移籍。1976年にやはり一曲5万円のアルバイトで歌った「およげ!たいやきくん」が大ヒットし、子門の代表曲となった。なお、この仕事で5万円の他に白いギターをもらった。これを機に子門はテレビに頻繁に露出するようになる。続けて発売された「ホネホネロック」も大ヒット。

1980年代になるとアニメソングを歌うことは少なくなったものの、音楽プロデューサーとしての活動の傍ら『ひらけ!ポンキッキ』などで子供向けの歌を歌い、1987年に再びフリーの歌手に。同年『ひらけ!ポンキッキ』の「動く図鑑コーナー」の挿入歌「はたらくくるま2」が話題になる。相前後して、渡辺宙明作曲の『マシンロボ クロノスの大逆襲』新主題歌「勝利のマシンロボ」で、久しぶりにロボットアニメソングを収録。

1993年頃に「人間嫌いになった」と発言し、引退宣言を行った。以降、声質や歌い方などから「歌い手が子門真人ではないか」と噂になった作品はあるものの、公式に発表された歌手活動は一切していない。 現在は地方在住であるとされており、『あの人は今!?』の番組で取材に向かうが、家、景色をはじめ本人の身体以外すべてモザイクのまま5秒で終わった。
別名義
藤浩一(ふじ こういち)
本名
藤川 正治
性別
男性
出生地
日本・東京都目黒区
生年月日
1944-01-04
血液型
A型

子門真人の楽曲